Education for All

コネクト英会話で学ぶことで、貧困の中にいる若者たちに教育を受けるチャンスを与えることができます。

世界にポジティブな影響を与えていくことは、私たちの持つビジョンの大事な柱です。毎年、収入の一部を、貧困に苦しむこどもたちの教育とサポートのために寄付していく計画です。

2016年6月より、コネクト英会話は認定NPO法人ホープ・インターナショナル開発機構を 通し、フィリピン、ミンダナオ島のパムラーンセンターに通うマリセルさんの教 育支援をしております。

パムラーンセンターは、フィリピンの先住民族のための専門教 育施設です。「先住民族の若者たちに、有意義で費用効果の高い 教育を」という先住民族リーダー達からの要望を受け、2006 年 にミンダナオ島ダバオ市に設立されました。

ここでは、先住民族の若者たちが、自文化への理解を深め、伝 統を守っていくための知識と技能を身に着けます。力をつけた若 者たちは、現代社会の中で学んだことを生かし、問題の解決に取り組み、未来に向かってコミュニティーを率いていきます。

パムラーンセンターの学生たちは学費を払うことが難しい状 況にあるため、ホープはスポンサーの方と一緒に、学生一人あたりの学費と寄宿費用の支援をしています。

多くの卒業生たちが自分のコミュニティーに戻り教師になったり、学校を作ったり、パムラーンで学んだこと を実践し、新たなリーダーとなるべく奮闘しています。これらの活動は、フィリピンの全ての先住民族からの期 待に応えることにつながるのです。

みなさんがコネクトで学ぶことによって、恵まれない人々の人生に大きなチャンスを与えていくことになるのです。

ホープインターナショナル開発機構のパムラーンウェブサイト:http://hope.or.jp/project/the-philippines/

Maricel Latawan Bayansaoさんのストーリー

「教師になり、自分たちのコミュニティーで先住民族の仲間に学校教育を受けさせるのが、私の夢の1つ です。そして、私のコミュニティーがさらにしん進展していくことを見るのが楽しみです。」

そう話すマリセルさんの家族は、ブキドノン州キタオタオ村シヌダにあるバルギに住むマティグサログ民 族の一員です。マリセルは1995年に2人兄弟の2番目の子どもとして生まれました。勤勉な少女のマリセル は、自分のコミュ二ティー活動すべてに積極的に参加しています。現在は、パミュラーンにて小学校教育の 学士号の取得を目指しています。

マリセルの両親はどちらも農家で、マリセル一族は少ない収入を当てに生活していました。マリセルの母 親は生活を恐れていました。それは、両親が一族のもっとも基本的な必要をなんとかやりくりしていたから です。もし干ばつが起きたり、病気で穀物がやられてしまったりすると、毎日ご飯を食べることがやっとで す。そのような貧困状態を経験したMarcelさんはパミュラーンで学んだ事を地元に持ち帰り、自分たちの村 をよりよくしたいと考えています。